ここでは、「OJT指導者研修」についてまとめています。そもそもOJTとは何かから指導のポイント、指導者研修の内容などを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
OJTとは、実務を通して知識やスキルを習得させる人材育成手法です。OJTは「On The Job Training」の略であり、「職場内訓練」や「実地研修」などと呼ばれることもあります。
人材教育というと、実際の職場とは異なる場所で座学を行うイメージが一般的です。
しかしOJTでは、現場で実際に働きながら指導を行います。指導者がまず「やってみせて」から、教えられる側が「やってみる」、そしてフィードバックを行うという流れで教育できるため、教えられる側が納得しやすく、指導者としても理解度などを把握しやすいのが特徴。より実践的な知識やスキルをスピーディに身につけられるのです。
OJTと対照的な人材育成手法として、OFF-JTがあります。OFF-JTは「Off The Job Training」の略であり、机上で学ぶことが特徴。実際の職場とは異なる場所で研修を行ったり、書籍やインターネットなどを通じて体系的に学びます。
なお、「OFF-JTよりも、現場で効率よく学べるOJTの方が良いのではないか?」と考えがちですが、OFF-JTにもメリットがあります。机上で学ぶ機会がないと「きちんと教えてもらえていない」と感じる新人も少なくないため、OJTとOFF-JTを効果的に組み合わせることが大切です。
OJT指導の効果を最大限に引き出すには、「やってみせる」「説明する」「やってもらう」「ポジティブなフィードバックを行う」という流れに沿うことが大切。また、ティーチングの質や適切な修正・支援なども重要です。
OJT指導を行うにあたって、まずは育成計画を立てましょう。「必要な指導項目は何か」「どのくらいの期間で習得してもらうか」などの目標を定めます。OJT担当者だけで計画を立てるのではなく、部署やチームを巻き込んで進めるのがおすすめです。
指導者は、育成対象者が理解しやすい言葉で説明できるようにしておきましょう。相手の知識の習得段階に合わせ、わかりやすい説明を心がけます。習得段階によっては、難しい専門用語を避けることも必要でしょう。
また、説明した後に、相手の理解度を確認することも大切。
ただ、相手に「わかりましたか?」と聞いても、本当は理解できていないのに「はい」と答えてしまう可能性があります。そのため、イエス・ノーで答えられる質問ではなく、相手の言葉を引き出す質問が効果的です。
たとえば、「今教えたことを私に説明してみてください」といった質問なら、相手の理解度を確認しやすいでしょう。
間違ったOJT指導のひとつとして、「指導者がやってみせて」「説明をして」「あとは放置してやってみてもらう」というケースがあります。OJT指導で大切なのは、育成対象者が実際にやってみているところを指導者が確認し、適切な修正や支援を提供することです。
OJT指導の途中で進捗確認を行いながら、必要に応じて軌道修正をしましょう。
OJT指導ではフィードバックも大切です。適切なタイミングでポジティブなフィードバックを行い、育成対象者の自信とやる気を引き出しましょう。
なお、叱る必要がある際には、「叱るタイミングを見極め、その行動を叱る理由やどうすべきかなどを伝える」ことがポイント。叱った後には改善状況も確認し、ポジティブなフィードバックを行いましょう。
本ページでOJT指導について知り、「意外と難しそうだ」と感じた方もいるでしょう。OJT指導はただ現場で教えるだけでは効果がでないため、適切なOJT指導について指導者自身が学んでおく必要があります。そのため、OJT指導者研修に参加しましょう。
OJT指導者研修では、「育成対象者の現状を踏まえた3ヶ月間の育成計画の策定方法」や、「報告の受け方や指示の仕方」「褒め方・叱り方などの指導方法」などを学びます。また、ケーススタディで実践力を磨きます。
OJT指導を適切に行えるようになることで、今後の人材育成で大きな成果を上げられるでしょう。
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